全米屈指の収蔵物を誇る『ボストン美術館【Museum of Fine Arts Boston】』の情報(お得情報もありますよ!)

2019年GWにボストンを訪れた際、全米屈指の規模であるボストン美術館に訪問してきました。
ボストン美術館はニューヨークのメトロポリタン美術館、シカゴ美術館、ワシントンD.Cのナショナルギャラリーに次ぐ全米4番目の規模で、その収蔵物は約50万点を超えます。収蔵物や展示物の中には国宝級の日本美術の作品も多々ありますので、ボストンに旅行に行った際には必ず訪問したい場所です。

ボストン美術館』は、1870年に有志により設立され、アメリカ独立百周年の節目にあたる1876年に開館しました。
その後、移転や増床を経て現在の姿に至ります。

地元の方は『ボストン美術館』Museum of Fine Arts Bostonのことを親しみをこめてMFAとよんでいるとのことです。

1.ボストン美術館へのアクセス

  1. アクセス方法
    ボストン美術館(Museum of Fine Arts Boston)
    465 Huntington Ave, Boston, MA 02115 

    地下鉄グリーンラインにのり「Museum of Fine Arts」で下車すると、徒歩2分で敷地内に入ることができます。
    グリーンラインはボストン中心部にあるボストン・コモンの最寄り駅「Park Street」駅、コプリースクエアの最寄り駅「Copley」を通っていますので、アクセス抜群です!
  2. 開館日&開館時間
    ※開館日:毎日(但し1月1日、Patriots’ Day 、7月4日、Thanksgiving Day、12月25日は休館日となります)
    ※開館時間
     月曜、火曜日 10時~17時
     水曜~金曜日 10時~22時
     土曜、日曜日 10時~17時

    ☞水曜16時以降に入館する時は通常25ドルの入館が寄付制になります。
       長時間の見学も可能ですのでお得に楽しめます。
    ボストン美術館の見所だけ一巡するだけでも3時間は必要です!

    じっくりと見学をするなら見所いっぱいですので丸一日かかります。 

  3. チケット料金
    大人 25ドル
    シニア(65歳以上) 23ドル
    学生 23ドル
    子供(7~17歳) 6ドル
    6歳以下 無料
  4. お得情報
    年に数回、入場無料の時があります。
    ・Martin Luther King Jr. Day(キング牧師誕生日)
    ・Lunar New Year (旧正月)
    ・Memorial Day(戦没将兵追悼記念日)
    ・Free Fun Friday
    ・Indigenous Peoples’ Day

    旅行滞在中に該当する日があるかチェックしてはいかがでしょうか(^O^)

    ※2~4の情報はコチラから確認できます!

2.ボストン美術館の作品群(常設展時)

ボストン美術館には、アメリカンアート・ヨーロピアンアート・日本をはじめとするオリエンタルアート、エジプトアートのコーナーに分かれています。
特に19世紀ヨーロッパ絵画はが充実していて、モネ、ルノワール、など印象派の作品やゴーギャンやミレーの作品も必見です!
見学時間が限られている方は2階のヨーロピアンアートのコーナーから見学するといいですよ。

①.アメリカンアート

作品名『エドワード・ダーレイ・ボイトの娘たち』
画家  ジョン・シンガー・サージェント
制作年 1882年
※エドワード・ダーレイ・ボイトの4人の娘と大きな青と白の陶器の花瓶が描かれています

②ヨーロピアンアート

ヨーロピアンアートのコーナーは非常に充実しています。見学時間が限られている方は2階のヨーロピアンアートのコーナーから見学するといいですよ(^.^)

作品名『郵便配達人ジョゼフ・ルーラン』
画家  フィンセント・ファン・ゴッホ
完成年 1888年
※ゴッホはジョゼフ・ルーランの肖像画を複数描いていてボストン美術館の他にも所蔵されているのを合わせ6点確認されています。
この作品は最初に描かれたものであり唯一ほぼ全身をが描かれた作品です。
この絵画を見ることができただけで、ボストン美術館に来た価値がありました!


作品名『ラ・ジャポネーズ』
画家  クロード・モネ
完成年 1876年
※ジャポニズムの影響をうけたクロード・モネの日本趣味と西洋美術が融合された作品で、ボストン美術館を代表する絵画の一つです。


作品名『ブージヴァルのダンス
画家  ピエール=オーギュスト・ルノワール
完成年 1883年
※ルノワールのダンス3部作の一つであり、他の2点はフランスのオルセー美術館に所蔵されています。
ルノワールが印象派の明るく淡いた色合いを保ちながら古典主義的な様式を取り入れた初期の作品です。
また、この絵画の女性は芸術家 シュザンヌ・ヴァラドンで、20世紀の代表的画家であるユトリロの母親です。


作品名『睡蓮』
画家  クロード・モネ
完成年 1905年
※モネの代表作である『睡蓮』は複数存在しています。日本でもモネの『睡蓮』を所蔵している美術館はあり、世界中に点在しています。
ボストン美術館はフランス以外では最多の所有枚数らしいです。

作品名『種をまく人』
画家  ジャン=フランソワ・ミレー
完成年 1850年
※新約聖書の種を蒔く人を踏まえた表現。

③エジプトアート

ボストン美術館のエジプトに関する所蔵作品は全米NO.1ともいわれています。
絵画だけでなく、ミイラなどエジプトならではの芸術作品が充実しています。
エジプトアートを見るならばアメリカならボストン美術館、ヨーロッパならトリノのエジプト博物館ですね。

★館内はちょっとしたスペースにも芸術性をかんじさせるものが、溢れてます。
下(左)の写真は少し暗くなってきたくらいの方が美しかったですね。
下(右)の写真はみていて不思議な気分になり、面白かったなぁ。

3.訪問当時のイベント展

2019年のボストン旅行の時に訪問した際に実施されていた特別展は「Toulouse-Lautrec AND THE STARS OF PARIS」が行われていました。
堅苦しさのない親しみある絵画がならんでいましたよ(^O^)

ロートレックの代表作である「アンバサドールのアリスティード・ブリュアン」、「ディヴァンジャポネ」もまぢかで見ることができました。

4.最後に

いかがでしたか?
今回、水曜日の16時30分頃に入場して20時頃まで美術鑑賞ができました。
日本の美術館よりも世界的名画を至近距離で鑑賞する事ができた貴重な時間を
過ごすことができました。

きっと、皆さんのお気に入りの作品も見つかるはずですよ(^.^)

もう1度ボストンに来るときがあっても絶対に再訪します!
館内にはカフェもありましたので次はゆっくりと半日くらい過ごしたいですね。

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はじめまして、TSUNEです。 首都圏在住&勤務の会社員です。 毎日の暮らしでストレスがたまるのは致し方ないこと、そのストレスをなくすための生活をしたい!と考えて『旅行』や『食べ歩き』をしています。その時に現地で感じたことを発信させていただきます。