2019年10月、Peach、に乗って台湾へ行ってきました。
初めて搭乗するLCC (ローコストキャリア) !
2泊でしたが、Peachの運行スケジュールのおかげで滞在時間を長く確保することができ、いろいろと観光ができました。
その時に訪れた場所の情報などをまとめていますので、これから台湾旅行をする方へ参考になればと思います。
『九份』ってどんな場所?
台湾にいったら行ってみたい場所として常に上位に名前があがる『九份』とはいったいどんな場所でしょうか?
もともと、九份は台湾の一寒村に過ぎませんでしたが、19世紀末に金の採掘が開始されると日本が台湾を統治していた時に最盛期を迎えます。
しかし、金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されると町は急速に衰退していきました。
その『九份』がなぜ、人気観光地となったのか?
それは、台湾で大ヒットとなった映画「悲情城市」のロケ地となったことや宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の世界感がこの場所に似ていると口コミで広がり日本でも『九份』という名前を知られるようになったからです。
『九份』ってどこにある?
上のMAPをみてもわかるとおもいますが、『九份』は台北から西に40キロの場所にありますので日帰りでいけない場所ではないですよね。
次にいくつかのアクセス方法を次にご紹介しますね。
『九份』へのアクセス方法
台北から『九份』へのアクセス方法はいくつかあります。
- 現地発のオプショナルツアーを利用する
- 九份観光が盛り込まれたツアーに参加する。
- 電車とバスを利用する
- タクシーでいく
- 高速バスでいく
上記①から⑤にはそれぞれメリットとデメリットがあります。目的や時間に合わせて自分にベターなプランを選択してみてはいかがでしょうか?
【①と②のメリット&デメリット】
①と②のようにツアーに参加すれば目的地の近くまでバスで行けるのが2つに共通するメリットです。
そして①のような現地発のオプショナルツアーならば食事付や夜市などと組み合わせた複数のプランから選択可能ですが,料金は単独で行くよりも高くなります。
②の場合はツアーの一部で訪問するので追加料金も発生しません!ですがツアーの場合,混雑を避けるために昼間に訪問するのをよく見かけます。せっかく九份に行ったのに「千と千尋の神隠し」のような夜景を見られないのは意味ありませんよね。どの時間帯に訪問するのかのチェックを忘れずに!
①と②に共通するデメリットは自由時間の制約があることですね。
【③のメリット&デメリット】
電車とバスを乗り継いでも行く方法のメリットは、渋滞に巻き込まれることなく安い値段で行くことが可能なこと。また電車を使えば「十份」など他の周辺観光地にも足を伸ばしたい方にはオススメの交通手段です。
しかし、乗り換えがあるのがデメリット。また電車の切符の購入に不安のある方にはダイレクトで行ける方が安心かもしれません。
行き方としては下記の通りでトータル所要時間は約90分くらいです
※台北⇒瑞芳(台鉄)
時刻表と運賃の確認はこちら(台湾鉄路管理局のホームページ)
事前に指定が不要なのは「區間車」(普通電車のこと)。そして悠々カードの利用で10%割引となります。
※瑞芳火車站(區民廣場)⇒九份老街(バス)
788番のバスが一番本数が多いのでオススメ!
788番の時刻表と路線図(基隆汽車客運のホームページ)
その他にも827番、台北からの高速バス965番と1062番、土日祝日のみ運行の825番でもアクセス可能です。
そしてもちろん悠々カード可能です。
駅から徒歩5分程の場所にある788番のバス乗り場。
【④のメリット&デメリット】
タクシーはどこからでも『九份』へアクセス可能のが最大のメリットです。
しかし反面コストがかかるのがデメリットとも言えます。
(台北へ戻る場合のタクシー利用は白タクに気をつけて下さい!)
【⑤のメリット&デメリット】
今回この方法で九份へ行きました。市の中心部からバスが出ていてアクセスが容易で安いのが魅力だったからです。他の周辺観光はできませんが、私のように九份だけみたい!というのにはぴったりの手段でした。
次の項で965番の高速バスの利用の仕方を紹介いたします。
高速バス965番で『九份』 に行く方法
2018年9月より運行開始した965番の高速バスは、人気ショッピングスポットの西門町から九份へ行けるので観光客には非常に便利です。
上記に添付したURLの時刻表を見ていただければ判ると思いますが、20~30分毎に運行されています。
また時刻表は始発の「板橋」の出発時間しかないので、出発時間に20分程プラスした時間が「西門」の出発時間です。
※高速バスのため定員があります。出発時間の10分前にはバス停に着いている事をオススメします。
西門駅の2番出口から地上にでます!
しばらくすると、このようなバス停がありますが、バス停はこちらではありません。
965番のバス停は『國軍文藝活動中心』にあります。
下の添付マップを参照ください!
『國軍文藝活動中心』のバス停から乗り込んで『九份』へ出発です。
台北市内から「九份老街」までの運賃はの片道料金は90元。支払いは「悠遊カード」でもOKです!
バス内はフリーWifiを使用できますし、充電コンセントも備わっています。
バス内で情報収集をしていれば『九份』まであっという間に到着します。
(台北市内から「九份老街」までの所要時間は60分~90分です)
965番のバスは下の添付マップの箇所に到着します。
バス停を降りた後は、坂を上るとセブンイレブンがあります。
そこの横にあるのが「九份老街」の入口になります。
ここまで来れば、あと少しで台湾渡航前にガイドブックなどで見た「千と千尋の神隠し」の世界感が広がる場所です。
「九份老街」の散策を楽しんでください(^O^)
※高速バス965番で『台北』に戻る方法
台北へ戻る場合のバス停は、到着した時のバス停とは異なります。
「九份老街」の入口にあるセブンイレブンから更に坂を上った場所にあるバス停が台北へ戻る場合のバス停となります。
(下の添付マップ参照)
「九份」夜景を鑑賞した観光客は、台北に戻るバス停に集中します。ですから鑑賞後は速やかにバス停で待機することをオススメします。
965番のバスが満席の場合は次発まで待つ、または1062番のバスを利用して台北市内へ移動する、もしくは788番のバスと電車を乗り継ぎ台北に戻ることも出来るので混雑具合からベターな手段を選んでください。
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