ポルトガルの首都であるリスボンは、「7つの丘の街」(坂の街)と称されるほど坂の多い街です。
そのため、僅かな距離とおもってあるいてみると、坂道のためおもっていた以上に時間がかかったり疲れたりすることもあります。
そのような地理的条件からリスボン市内で今でも市民・観光客の足として利用をされているのがケーブルカー!
(実際、9割くらいは観光客かもしれませんが・・・)
旅行でリスボンに滞在する事があれば是非一度は乗ってみてはいかがでしょうか?
リスボンのケーブルカー
リスボンにはケーブルカーが3路線あります。
「Lavra(ラヴラ線)」「Gloria(グロリア線)」「Bica(ビッカ線)」という名前がそれぞれの路線についています。
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Lavra(1884年開業)…現存する路線の中で最古の路線ですが、一番地味な路線です。
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Gloria(1885年開業)…最も勾配が急な路線。観光名所である『サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台』へのアクセスに便利です。
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Bica(1892年開業)…観光客の人気NO.1の路線!
「Bica(ビッカ線)」は坂の上から望む景観が良く、乗車中に見るリスボンの街の様子も絵になる路線で観光客に最も人気のある路線です。
ここからは人気No1の「Bica(ビッカ線)」の乗車レポートをお届けします。
「Bica(ビッカ線)」線に乗ってみた!
ケーブルカーの乗車料金は車内で支払うと往復3.70ユーロ、ヴィヴァ・ヴィアジェンのプリペイドだと片道1.30ユーロです。
乗車時間5分程度の路線の割に高いかな?と思う人もいるかもしれませんが、観光地料金とおもって納得してください(^^)
それからケーブルカーをはじめとする公共交通機関はリスボアカードも利用できますので、リスボアカードをもっている人にも便利ですよ。
ケーブルカーは約15~20分おきに1本の割合で出発となります。
ケーブルカーの真ん中に乗車してしまうと、景色を楽しむことができません。
最前列か最後尾の場所に陣取ることができれば景色を楽しむことができるので
1本見送ってでも、その場所をキープすることをオススメしますよ(^^)
坂の下に見えるのがテージョ河。
ケーブルカーを眺める人が多いことがよく判ると思います。
坂の下の始発駅から、坂の上の終点駅までの距離は250mくらいです。
ケーブルカーの折返しまでしばらく時間がありますので、写真のような感じでリスボン旅行の様子を写真に撮り思い出として残しておくのもいいですよね。
乗車前・乗車中の景色・降車後・ケーブルカーの走る姿、いずれもインスタ映えする景色です(^^)
ケーブルカーを降車後に人の流れについて言って到着したのは『サンタ・カタリーナ展望台』。
地元の人が夕暮れ時をすごしている姿が多い展望台でした。
展望台で日没を鑑賞したあと再びケーブルカーの乗り場の前をみましたが、暗くなっても、この行列!やっぱりリスボン名物のケーブルカーに乗ることは外せませんね。
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