「環七ラーメン戦争」をご存じですか?
「環七ラーメン戦争」という言葉って聞いたことありますが?
戦争という言葉があるからって、別に物騒なことがあったわけではありません。
1980年~1990年代、環七沿いに次々とラーメン屋ができて、サラリーマンや学生が夜になると街道沿いのラーメン屋へ向かう現象がおきました。
「環七ラーメン戦争」というのは、そのラーメンブームのことです。
「ホープ軒」は、そのブームのはしりの店であり、今回紹介する『環七土佐っ子ラーメン』は、そのブームをけん引した店「土佐っ子」のDNAを継ぐ店の一つです。
「土佐っ子」の歴史
「土佐っ子」はブームの時に東武東上線ときわ台駅と中板橋駅の中間を走る環七沿いありました。
ホープ軒本舗が貸していた屋台からスタート。その後に独立しました。
「土佐っ子」のラーメン最大の特徴は、背脂を固形のまま振りかける背脂チャッチャ系と呼ばれるスタイルにありました。
当時絶大な人気を誇った「土佐っ子」ですが、1998年に閉店となります。
閉店後に、「土佐っ子」にいた従業員らが独立したラーメン店が今でも営業を続けて存在していて、池袋の『環七土佐っ子ラーメン』も「土佐っ子」のDNAを受け継ぐ店舗の一つです。
『環七土佐っ子ラーメン』について
東京を代表するラーメン激戦区の池袋。
『環七土佐っ子ラーメン』は、その池袋の繁華街であるトキワ通りにあります。
ランチタイムから夜遅くまで、一番人気の背脂チャッチャ系のラーメンを求めて賑わいます。
正直なところ、味でいえば今、人気の店の方が旨いかな?というのが個人的な感想です。
でも、たまに懐かしくこの背脂チャッチャ系のラーメンが食べたくなるとこの店へ足を運んでしまいます。
【所在地】:東京都豊島区西池袋1-39-4 佐久間ビル1F
【営業日、営業時間】:月~土曜日 11時45分~翌日 午前6時00分
日曜日 11時45分~17時00分
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