世界文化遺産『日光の社寺』を代表する日光東照宮。随所にみどころがあります。陽明門は2017年に平成の大修理で鮮やかすぎるほどになっています。
以前来た時は拝観料を払った記憶がないのですが、今は拝観料を支払わないと表門より先のエリアをみることができません。
拝観チケットは当日現地で購入することも可能ですが、時間が惜しい方は事前に東武日光駅で購入することをお勧めします。
境内の案内図
参道
参道をあるくと徳川家の葵紋が入った東照宮の文字がはいった石碑があります。いよいよ本格的に境内へ!
石鳥居(重要文化財)
石材は九州から運ばれたそうです。東照大権現と書いてあるのがわかります。東照大権現とは徳川家康のことであり東照宮は徳川家康を祀る神社であることがわかります。
五重塔(重要文化財)
高さ35メートルの五重塔には神獣の彫刻を随所にみることができます。
表門(重要文化財)
日光東照宮の最初の門となります。左右には仁王像が鎮座しているので仁王門とも呼ばれています。
三神庫(重要文化財)
表門をぬけると最初に目に飛び込んできます! 上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫といい、 上神庫 には 狩野探幽が下絵した「想像の象」彫刻がほどこされています。 とても想像とは思えません。
神厩舎(重要文化財)
神厩舎の上には猿の彫刻が施されています。それは猿が馬を守るといわれていたからだそうです。そしてこの猿の彫刻の中に『三猿』(見ざる・言わざる・聞かざる)の一枚の彫刻があります。小学校の修学旅行で見たはずですが、このほかに7枚の彫刻があり合計8枚で人間の一生を表現していることはしりませんでした。説明はちゃんと聞いておくものですね。
※陽明門が見えてきました。陽明門と唐門、拝殿、本殿が一直線にみえるポイントの背面の延長線上に江戸城があるので東照宮屈指のパワースポットと言われています。
陽明門と回廊(国宝)
2017年に平成の大修理を終えたばかりなので鮮やかです。神獣をはじめとする500以上の彫刻がある大迫力の門はゆっくりと立ち止まってみたいものです。
陽明門の左右に延びる回廊は、日本最大級の花鳥の彫刻、飾られ透かし彫りには、極彩色がほどこされ見事です。
唐門はその名の通り中国をイメージした彫刻が施されています。唐門の彫刻で注目してほしいのは2枚目の写真の中央の男性、これは徳川家康?と言われています。門の中央上方にあるので探しやすいですよ。
また唐門の奥にあるのが国宝である本殿となります。土足厳禁&写真撮影NGです。2019年5月現在は改修中でした。
眠猫(国宝)
日光東照宮の彫刻の中で『三猿』と同じくらい有名なのが、この『眠猫』です。 左甚五郎作と伝えらている作品で、どこに動いても猫と目があうような感じがします。初めてみた感想は『小さい!』と思いました。
ここから先が奥宮へと続く道となります。
本地堂【薬師堂】(重要文化財)
最後に紹介するのが、この本地堂。ここは建物自体よりその天井画が有名です。
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