ポイント投資ついてのまとめ記事でdocomoのポイント投資を書いていた時に『THEO+docomo』のロボアドバイザーというサービスを発見しました。
詳細をみてみると、なかなか面白いなぁと思ったので紹介させていただきます。
『ロボアドバイザー』ってどういうもの?
そもそも「ロボアドバイザー」って一体何?という人も多いのではないでしょうか?「ロボアドバイザー」とは投資をAIにすべて一任するサービスです。
そして『THEO』も数ある「ロボアドバイザー」ひとつのサービスです。
『THEO』の内容を説明する前に、まず簡単に「ロボアドバイザー」について説明をまとめてみました。
投資一任型スタイルの「ロボアドバイザー」は、最初に幾つかの質問に回答するだけで自分に合った投資スタイルを決定してくれてそのまま運用を行ってくれるというものです。
また投資経験がある人でも手間なのが定期的に必要となるリバランスなどのメンテナンスです。これを自動で行ってくれるというのはとても助かります。
ロボアドバイザーは特に次のような人におすすめの投資スタイルです
- 投資初心者
申し込めば後は自動で投資先を選定してくれますので迷いません - 投資商品をチェックする時間のない方
リバランスなども自動で見直ししてくれます。 - 長期的に投資を考えている方
長期+多方面への運用投資することでリスク削減へなります。 - 少額から投資をしてみたい方
初回運用額を入金後に、毎月定額の積み立てが可能 - 国際分散投資をしてみたい方
『THEO』について
『THEO』は株式会社お金のデザインが運営するロボットアドバイザーです。
『THEO』のおまかせ運用の根幹となるアルゴリズムは、アカデミックと資産運用のプロが監修しています。
また月1回パフォーマンスや取引状況のモニタリングを実施診断。
診断結果をもとに、231通りの中からひとりひとりに最適なポートフォリオで運用が行われる仕組みとなっています。
その際に、3つの機能ポートフォリオを組み合わせて運用する方法は、日本のロボアドバイザーでは『THEO』だけです!
※3つのポートフォリオの種類
1.長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」
2.相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」
3.株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」
『THEO』のポートフォリオは、最大30種類以上のETF(上場投資信託)から構成され、更にに細かく分解すると投資先は世界86の国・地域となります。
最終的な投資対象は11,000銘柄以上になり、徹底的な分散投資を行うことでリスク低減が図られています。
下図はポートフォリオのイメージ図となります。
では実際に『THEO』で運用をした場合はどうなっていたのでしょうか?
金融危機の直前、2007年からTHEOで運用したシミュレーションでは、1年あたり年率8.4%とプラスの試算結果が出ているそうです。
全体的に運用には成功しているようです。
投資先を分散していることでリスクを最大限回避できたのが要因と思われます。
但し、この数値はあくまでも過去のデータのもので、利益を確約するものでありません(短期的にはマイナスの時もあります)。
元本割れの時もありますので投資は自己責任で行いましょうね。
全体的に運用に成功しており、投資先を分けることでリスクを最大限回避することが主な理由です。
『THEO+docomo』のメリット・デメリットついて
ロボアドバイザーTHEOをdocomoのサービスで利用できるものが『THEO+ docomo』となります。
ユーザーごとに最適された投資をTHEOが自動で行ってくれる共通点に加え、『THEO+ docomo』ならではのサービスやメリットもありますので、『THEO』に関心があるdocomoユーザーの方なら検討の余地ありですよ。
★メリット
1.少額から投資を始めることが可能
『THEO+ docomo』は1万円という少額から運用を開始できます。
平均的なユーザーデータは次の通りです
一度に多額の投資は難しくても、毎月積み立てることにより長期で見たときに
利益となっている可能性が高くなります。
(必ずしも利益を確約するものではありません)
2.世界分散投資を行えます。
ポートフォリオは、最大30種類以上のETF(上場投資信託)から構成され、更にに細かく分解すると投資先は世界86の国・地域となります。
最終的な投資対象は11,000銘柄以上になり、徹底的な分散投資を行うことでリスク低減が図られることになります。
最初に年齢や金融資産状況などの質問に数問答えるだけで最適の資産配分を自動でおこなってくれるのは大きなメリットです。
また、THEOのAIアシストでは、市場データや過去のデータをAIが学習。
一定期間後に大きく下落するかどうかを判断させます。
この情報を機能ポートフォリオ構築に用いリバランスする事によりポートフォリオの下落リスクを軽減してくれる仕組みになっています。
3.預り資産に応じて手数料率が低くなる
dカードGOLDホルダーで一定の条件を満たしていれば、運用資産額に応じて手数料が安くなる「THEO Color Palette」というサービスを受ける事が可能。
投資にかかる手数料率が下がるのはメリットといえると思います。
4.預り資産に応じてⅾポイントが受けとることができる
預り資産に応じて毎月、dポイントがもらえるというものです。
そして日頃からドコモユーザーならばもらえるdポイントが通常の1.5倍!
このdポイントは『THEO+ docomo』に再投資することもできるので一石二鳥です。
★デメリット
1.短期での運用には不向き
株式投資ではないので短期で大きい金額の利益を期待することはできません。
長期で少しずつ積み立てを行ってリスクを抑えて利益を上げたい方向きの商品と言えると思います。
2.株式投資と比較した場合、コストが割高
株式投資と比較すると手数料が割高となります。
AIに投資判断を任せる手間賃としてとらえることができれば気にならないかもしれません。
以上をもちまして、『THEO+docomo』についてのご紹介を終了とさせて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また、通常のⅾポイントを使用してのポイント投資は、下の埋め込み記事になりますので併せてご覧ください。
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